バンコク ジョイライフ 6

Posted by dembo on 2013年5月24日 in Play Croquet |

日本で初めてのクロッケーに関する記述は、「童女筌」明治7年(1876)巻一と明治10年(1877)巻二が文部省より刊行されました。
これは、イギリス人女性 L.ファレンタイン編修の「ゲアルス・アウン・ブック」(1873年 ロンドン)を在日オランダ人に翻訳させ刊行したものです。

奈良女子大学附属図書館に保存されてある「童女筌」の中にクロケーと言われるものが、巻一の目次10番「王の園」の375ページから388ページに書かれています。その時代の文語体で翻訳されてあります。童女筌の解説文と目次を以下に添付します。

童  女  筌
巻 一
巻 二

    解  説
 書名『童女筌』。2巻2冊。巻1は明治9(1876)年7月に,巻2は明治10(1877)年1月に,文部省より刊行された。
 大井鎌吉の序文(明治8〔1875〕年11月)によると,本書は,イギリス人女性L.ファレンタイン編修の『ゲアルス・アウン・ブック』(1873年,ロンドン)を在日オランダ人ファン・カスヲールに委嘱して翻訳させ刊行したもの。ただし,大井の序文に続く2首の原序(「童女筌原序」・「重訂新刻童女筌序」)からは,本書の著者は「原序」の執筆者リヂャ・メライヤ・チャイルドであり,1873年版はファレンタインによるその改訂版であるらしいことが知られる。

 *チャイルドは,「原序」で,女子を「善ク教育スルコトハ甚タ緊要」であり,「是レ乃チ余カ此童女筌中ニ女児輩百般ノ事業ニ就テ必ス其一二ヲ詳説シ集成シテ記載スル所以ノ旨趣」である,と述べており,著者の本書述作の意図を知ることができる。

 本書の内容は,多岐にわたるが,「重訂新刻童女筌序」の次の一節を参照するなら,その概略を知ることができよう。「此書中遊戯ノ諸篇ニ於テハ一モ増損スル所無シ。・・・又舞踏ノ篇ハ再ヒ改訂シテ之ヲ筆記シ,会話態度図画音楽及ヒ時ノ用法等ノ篇ニ於テハ唯其ノ条款ヲ増加スルノミ。・・・又裁縫ノ手工・・・等ノコトニ関渉スル諸条款ハ特ニ今般ノ再刻ニ就テ陳述スル所ノモノナリ。・・・又歌唱スル鳥及ヒ談話スル鳥ニ関係スル所ノ教誡ハ家禽ヲ養フコトヲ楽ムモノゝ為メニ必ズ有用ナルベシ。且少年輩ノ学知スベキ本草物産学ノ大体モ亦少許ノ増補ヲ做セリ」云々。

         神戸大学国際文化学部講師 宇野田尚哉

奈良女子大学附属図書館
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  童 女 筌 (表紙)

IMGP0004

    
目次

1 表題紙
2 目次画像
3「モガル」大帝ハソノ身安静ヲ好マズ
4 牛脚
5 浣衣
6 指ハ幾何
7 慈悲婦人ノ祝詞
8 暗号
9 恋慕神
10 王ノ園
11 跳舞
12「エグニマス」
13 シャラード、イン、アクション
14 縫繍

上記目次の第10番 王の園(375〜388ページ)にクロケーの事が記述されています。(次に掲載します)

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