起源:

クロッケーの生い立ち:
クロッケーの前身は、いろいろな説があり、明らかではありませんが、13世紀初頭に南フランスのラングドック地方の農民たちによって楽しまれていた。”ペル メル”「paille maille」というゲームであると一般的には言われています。このゲームは、羊飼いが使う柄の曲がった杖(これをcrookと言い、croquetの語源とされています)でボールを打ち、柳の木の枝を曲げて作った門(フープ)を通過させることを競うものでした。
16世紀から17世紀にかけて、このペルメル競技が、イタリアやスコットランドなど他のヨーロッパ諸国にも広がり、それに熱中する人々も庶民から宮廷貴族に至るまで幅広い層に親しまれ、文字通り「みんなのスポーツ」として発展しました。フランスのルイ14世は戸外ゲームとして、このゲームをこよなく愛好したと言われています。

”クロッケー”と言う呼び名で組織的に行われるようになったのは、19世紀後半のイギリスにおいてでした。1858年アイルランドのプレーヤーたちがゲームを大衆化し、わずか数年のうちにクロッケーはイギリス人に非常に愛されるゲームとなりました。
1860年代には、あるスポーツ用具会社がクロッケー セットを最初に売り出したり、クロッケーに関する手引書が出版されました。
1867年には第一回全英オープン選手権大会が開催され、この大会のスポンサーでもあるウオルター ジョーンズ ホイットモアーが最初のチャンピオンとなっています。
1869年には「オール イングランド クロッケー クラブ」が結成され、テニスで有名なウインブルドンで国内選手権大会が開催されるようになりました。
いろいろ組織の変遷やルールの改訂がなされている中で、一方アメリカにクロッケーが紹介されたのは1870年台の初頭のことです。
最初はニューヨークの上流階級の間で楽しまれていましたが、すぐに、クラブや市民グループによって瞬く間に全米に流行していきました。イギリスとは異なり階級制のないアメリカでは、あまり格式にとらわれることなくクロッケーのルールや用具を変更し、より娯楽性の高いものへと変更し、発展させていきました。オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ連邦などの英連邦諸国においても、早くからクロッケーが導入され、主として高齢者の社交スポーツとして楽しまれました。
現在国際試合をはじめ大きな大会のゲームは、イギリスのクロッケー協会のルールによって行われています。
イギリスのクロッケー協会の本部(エリザベス女王が名誉総裁)は、ロンドン西部郊外の由緒あるスポーツクラブ「ハーリンガム クラブ」にあります。ここは”クロッケーのメッカ”といわれ、数々の大会を毎年開催しています。各地区の予選を勝ち抜いて行われる「オープン選手権大会」は男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスの5種目からなり、最も大きな大会です。

ハーリンガム スポーツ クラブとクロッケー コート:


また、イギリスやアメリカでは、ケンブリッジ、オックスフォード、ハーバードといった各名門大学の学生が組織するクラブの活動も盛んで、学生選手権や国際試合も開催されており、若い世代の支持も受けています。
とくに、オーストラリアに移住し、大富豪となった サー マック ロバートソンの功績を記念してマック ロバートソン シールド(楯)大会を、1925年以来4年ごとにイギリス、オーストラリア、ニュージーランド三か国による国際テストマッチが開催されており、数週間にわたって厳粛にしかも激烈な戦いを行います。


Mac Robertson Shield

アメリカも1977年から全米選手権大会を開催しており、クラブや競技人口も急速に増えております。より娯楽性の高いものへと変更し、発展させていきました。

日本では、1983年7月1日に日本クロッケー協会(Croquet Association of Japan CAJ)が発足し、国際クロッケー連盟の加盟団体として承認され、各種競技会の開催などクロッケーの普及活動に本格的に取り組んでいます。

http://www.croquet.jp/   

昭和記念公園内専用 クロッケー コート (立川市):


日本選手は1989年の第一回世界選手権大会に参加して以来、現在もずっと続いています。 (文献より抜粋)

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